私の愛機「iPhone 6s」もこの冬で5年間のつきあいになる。さすがに買い替えるタイミングだろう。
小型端末が大好きな私としては、選択肢は「iPhone SE2」と「iPhone 12 mini」の二択である。「iPhone 12 mini」の発売は来月中旬なのでまだ実機に触れていないが、どちらにするべきか考えてみた。
この2機種の価格差はストレージ容量を問わずちょうど3万円という戦略的な価格設定。もちろん「iPhone 12 mini」のほうが高性能だが、3万円の価格差に性能差が見合うかどうかがポイントである。
何を基準にするかはユーザーごとにちがうだろうが、私が重視するのは次の2点。
- サイズ感
- カメラ性能
まず「サイズ感」については、驚くべきことに「iPhone 12 mini」のほうが「iPhone SE2」よりわずかに小さい。にもかかわらず画面サイズが大きいという、「男のロマン」を具現化している。
もっとも画面サイズは対角線の長さであり、画面のアスペクト比が異なることに注意が必要だ。動画再生時にディスプレイの大きさのちがいを感じることはないだろう。それでも文字情報についてはより多くの情報を表示できるはずである。
次にカメラ性能は「iPhone 12 mini」の圧勝。二眼で超広角レンズを装備していることに加えて、ナイトモードを実装している。現在使用中の「iPhone 6s」で不満なのはカメラである。もう少し広角がほしい、夜でも明るい写真が撮りたいということがしばしばある。カメラだけでも3万円の価格差があっても「iPhone 12 mini」を選びたくなる。
いずれにしても実機でサイズ感やディスプレイを確認してから決断しようと思う。ワールドワイドでスマホの大型化が進んでいるなか、高性能な小型端末を投入してくるあたりはAppleの良心を感じる。
小さいボディに高性能が詰まっているだけでワクワクする。