六本木の国立新美術館で開催中の「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」を見てきた。
メトロポリタン美術館(MET)は、ニューヨークが誇る世界最大級の美術館として知られており、最近では小室眞子さんがボランティアスタッフとして勤務していると報じられ話題になった。
そのMETの西洋絵画の主要作品が一挙来日している。初期ルネサンスからポスト印象派まで西洋絵画史500年を彩ったビッグネームの名画が勢揃い。METの常設展示場の模様替えで実現した夢の企画展だそうだ。ヨーロッパ絵画に興味のある人には外せない展覧会である。
個人的にはヨハネス・フェルメール《信仰の寓意》を見ることができたのがうれしい。フェルメールの作品は、オランダ市民の日常生活を描いた風俗画が多いが、この作品はカトリック信仰の寓意を複雑に盛り込んだ異色作であり、サイズが大きいのもフェルメールにしてはめずらしい。一度ホンモノを見ておきたかったが、まさか日本で見ることができるとは思わなった。
連休中は激混みだろうが、5月30日まで開催しているので是非。超オススメです。