楽天モバイルの無料期間が終了しました。1年前に楽天モバイルを契約したのは、なんと言っても「1年間無料」に目がくらんだため。しかも事務手数料もいっさい無料という太っ腹でした。
あれからもう1年たったと思うと早いなと思います。この時期は奇しくもコロナ禍の時期にあたり外出する機会も減っていましたが、ギガを心配しないでじゃぶじゃぶ使える体験というはすばらしかったです。MacやiPadと接続してデザリングして利用しましたが、なかなか便利でした。
楽天モバイルはどうだったかと言えば、モバイルなので生活圏によって評価は大きく異るでそうが、「通信速度が速い、安定している」と総じて好印象です。固定回線のある私の自宅においても、デザリングすれば十分満足できる回線品質です。
しかし、メイン回線にできるかと言えば答えは残念ながら「ノー」です。いくつか理由がありますが、建物のなかでつながらないことがあるのが致命的です。1年間の無料期間のなかで改善された箇所もありますが、やはりダメなことろはダメなのです。そうなると待ち合わせにも困るし、キャッシュレス決済もできません。プラチナバンドがないと根本的な解決はできないのかもしれません。
さらに年末には「iPhoneが着信に失敗する障害」が問題になりました。楽天モバイルは基地局をアップデートしたというお知らせがあっただけで、結局この問題が解決したのかウヤムヤのままです。さすがに着信できないと困るし、それをいい加減に済ます企業体質にも疑問が残ります。
結局、楽天モバイルの回線をどうするかというと、通信量が1GBならば無料で回線を維持できるので塩漬けにすることにしました。Rukuten Linkを使えば無料で電話できるのも大きい。
1年間無料で使わせてもらって大変感謝していますが、これが結論です。ビジネスは非情なのだ。