退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

新規感染数が減ってきてるが理由がわからない件

連日マスコミから発表されている新型コロナウイルス感染症数が明らかに減少している。

ちゃんと検査されているのかという疑問はあるが、終息に向かいつつあるというは間違いないようだ。減少傾向は喜ばしいが、報道を見てもなぜ減ったのかという疑問にきちんと答えてくれる専門家は見当たらない。

予想される原因をいろいろ挙げる人はいるが、いずれの仮定も立証されていない。科学的に調査・研究されているのだろうか。ワクチン接種の進捗や人流抑制、飲食店の営業自粛などなど……。

結果オーライでいいだろうという声もあるが、やはり新規感染者数がこれまで減少したメカニズムを解明してほしい。これが分からないと結局これまでと同じことの繰り返しになるのではないか。

また、もうひとつの疑問は、なぜ日本は他国にくらべて新型コロナウイルス感染症の影響が小さいのだろうかとうこと。かつて「さざ波」と表現した人がいた。この言い方が適当かどうかは別にして、日本の受けたインパクトが小さいことは間違いない。

下は日本、アメリカ、イギリスの国別の死亡者数である。比較するには単位人口あたりに換算する必要があるが、目の子で計算しても桁ちがいに死亡者が少ない。これはなぜなのか。



日本政府の感染対策が他国より優れていたとは到底思えないし、ロックダウンできびしく行動制限し、ワクチンを接種しまくっている国が日本よりはるかに多くの死亡者を出している。どうしてこうなるのか解明してほしい。

これに関連して欧米でのワクチンの治験結果を日本で丸呑みしていいのだろうか。これだけ国によってウイルスのインパクトがちがうことを無視していいものだろうか。

素人ながらわからないことばかり。専門家たちはこうした疑問に答えてものだ。