新型コロナウイルスの感染の再拡大が続く東京都に対し、政府は、今月12日から来月22日まで、4回目の「緊急事態宣言」を出すことを決定した。菅総理大臣は、8日に記者会見を行い、政府の方針を説明した。
周りでは「またか……」という声が多い。4度目とはもうね……。しかも期間は6週間と長い。前回、緊急事態宣言を解除した時点で今回の事態になることは予想できなかったのだろうか。
今回非常事態宣言の発出を決めてことにより、今月23日に開幕する東京オリンピックは、開催期間すべてが宣言の時期に含まれることになる。はっきり言って東京五輪などはどうでもよくなっているし、まったく関心がない。あえて言えば五輪関係者が公共交通機関を使わないのはうれしい。ぜひこれは徹底してほしいものだ。
一方、緊急事態宣言の再発出を受けての東京都の措置について、小池百合子東京都都知事が記者会見をしている。
会見によれば東京都の主な措置は以下のとおり。
- 酒やカラオケ設備を提供する「遊興施設」には、法律に基づいて休業要請
- 酒やカラオケ設備を提供する「飲食店」にも、宅配やテイクアウトのサービスは除いて、法律に基づいて休業要請
- 「劇場」や「博物館」、「運動施設」などは、法律に基づいて、人数の上限は5000人で、定員の50%以内とするよう要請
会見を見る限り、いつかのようにシネコンが営業休止になることはなさそうである。あれは愚策中の愚策だと思ったが、今回映画館については、来週以降も現在と同じように営業される見通しだ。
慌てて映画館に駆け込む必要もなくなったが、映画『ゴジラvsコング』は週末に見に行くことになった。楽しみだ。