衆院選の期日前投票に行ってきました。今回は都合により、いつもの投票所ではなく、別の場所で投票してきました。そこは駅ビルでしたが、投票所の外まで行列していました。パブリックスペースにはみ出ていいのかしらん。
もちろん事前にどこに投票するか決めてましたが、そのとき小選挙区の区割りが変更されていたことに気づいて戸惑いました。いわゆる「一票の格差」を是正するため「10増10減」となり、東京都は5つも選挙区が増えたので区割り変更はやむを得ないのでしょう。「あれ、よく知らない人が出てるなぁ」と思ったものです。
私は政治家個人というより、政策や政党で投票しているので、それでも構いませんが、今回は争点がよくわかりません。野党はこぞって「政治とカネ」問題を追求しています。たしかに大事なことでしょうが、課題が山積している日本の現状を顧みると他に争点があるのではないか。そんなことを考えてしまいます。
そもそも、なぜいまのタイミングで解散・総選挙なのかさっぱりわかりません。自公与党が野党の準備が整う前に選挙すれば有利になると考えたのでしょうか。浅はかな考えでしかありません。石破内閣成立後、せめて国会で与野党間で議論を深めてから選挙してほしかったです。石破首相は、総裁選のときはそうしたことを言っていた記憶がありますが、いつまのかブレブレになっていて「なんだかなぁ~」と思います。
巷の予想によれば、自公与党が大幅に議席を減らす見通しも散見されます。フタを開けてみなければわかりませんが、いっそのこと政権交代が起こってくれたほうが面白そうです。一時期の混乱はあるかもしれませんが、現状維持では日本はジリ貧になるだけです。