退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

都内のシネコンは5月末まで営業休止。封切り作品はどうなるのか?

先日、政府から緊急事態宣言を5月末まで延長することが発表された。政府の基準ではシネコンは時短営業できそうだったが、東京都は独自基準を持ち出して、それを上書きした。

詳しくは「新型コロナウイルス感染拡大防止のための東京都における緊急事態措置等について」とお知らせを参照してほしい。。

www.bousai.metro.tokyo.lg.jp

資料は9ページのスライドである。これによると、なんと東京都は(大きな)映画館とプラネタリウムに対して「休業要請」するとあった。都内のシネコンは事実上営業休止を強いられる(p.4参照)。

f:id:goldensnail:20210509213612j:plain
f:id:goldensnail:20210509213632j:plain

その一方で、劇場は「人数上限5,000人かつ 収容率50%等」という制限はあるが、時短営業により興行が可能となっている(p.7参照)。ヅカも上演を再開するらしい。

f:id:goldensnail:20210509213645j:plain

演劇の上演はOKであるにもかかわらず、映画の上映はNGという理由がさっぱりわからない。科学的根拠はあるのだろうか。ご教示願いたい。

いずれにせよ、これで少なくとも今月中は都内のシネコンで映画を観れないことが決まった。非常事態宣言の発出の影響を受けて公開延期を決めていた作品もあるが、今回の延長を受けてどうするのだろうか。さらに上映延期するのだろうか。それとも都内のシネコンを見捨てて公開するのだろうか。決定は週明けになるだろうが、なりゆきを注目したい。