新型コロナウイルスのワクチン接種が、2月17日から始まった。まず医療従事者等が優先的に接種を受けることになる。
この医療従事者の範囲はどこに線を引くのだろうと思っていたが、厚生労働省は次の記事にように医療従事者に含まれる人たちを明確にした。
このなかで気になるのは、「医学部生等の医療機関において実習を行う者:実習の内容により、新型コロナウイルス感染症患者に頻繁に接する場合には、実習先となる医療機関の判断により対象とできる」という項目である。
日本は感染リスクは低いし、さらに若者は重症化リスクも低い。得体の知れないワクチンの接種を受けるリスクのほうが高い懸念がある。とくに長期的な安全性はまったくわかっていない。
まあ強制的に接種を受けさせられることはないにしろ、実習生は実習先でワクチン接種推奨だと言われればなかなか断れない。感染リスクが極めて低い若い医学生や看護学生などの実習生が、彼らの意志に反して、実習する条件として、なかば強制的に接種を受けさせられることがないように、慎重に運用してほしいものである。
またマスコミは実際の運用がどのようなものになるのか報じてほしいものだ。