退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

大阪都構想の住民投票のせいで「未来少年コナン」の録画が失敗してがっかり

1日、いわゆる「大阪都構想」の是非を問う住民投票の投開票があった。賛否が拮抗したが、維新が唱える都構想は僅差で否決された。

まあ都民としては、大阪ローカルの住民投票には関心がないし、いったい何が問題なのかさっぱりわからない。「二重行政」などと言うが、他の政令指定都市で問題が顕在化していないのに、大阪市だけがこうした騒ぎになる理由がわからない。

要は大阪市を廃して東京の特別区に分割するということらしいが、都民としては昔から特別区だったので何をいまさらとも思うし、特別区にも問題が多いのにと思ってしまう。まあ大阪の住民にしかわからない特別な事情があるということだろう。

さきほど書いたように、「大阪都構想」などはどうでもいいのだが、なぜか私の生活にも影響があった。開票結果が僅差であったため決着がつくのが遅くなり、NHKの特別番組が遅れたためアニメ「未来少年コナン」の最終回の放送時間が遅れてしまい、nasneによる録画に失敗していたのである。

多くの人が「未来少年コナン」の録画失敗したようでネットには怨嗟の声が溢れていた。これについては、NHKによるEPGの更新の遅すぎたという批判もあるが、録画機器によってはちゃんと追随して正しく録画できている事例もあるので、EPGの更新タイミングが微妙なところだったのだろう。もともとnasneは番組変更に弱いのだ。

もっとも「未来少年コナン」の最終回はあまりにも有名でもあり、何度も見たエピソードなのでダメージは少ない。それでも録画失敗したのは残念。

これも維新のせいとは言いたくないが、「大阪都構想」は大阪ローカルな話題なのだから、関西エリアだけで勝手にやっていろというのが本音である。やれやれ困ったものだ。

NHKには最終回の再放送を期待したい。

未来少年コナン