東京都議選の期日前投票に行ってきました。投票所は空いていてスムーズに投票できました。
都議会というのはどうも中途半端。区議会みたいに身近な争点があるわけでもなく、都知事のように派手な選挙戦が展開されるわけでもありません。どうして遠い存在に思えてしまいます。
今回の都議選は、東京オリンピック開催の是非を問うタイミングだったらよかったのですが、もう手遅れ。いつのまにか強行開催は既成事実化されてしまいました。
招致段階では、新型コロナウイルスの感染拡大という事態を予想できたはずもなかったとはいえ、やはり招致前に住民投票などの手段で都民の意向を問う機会が必要だったと思います。
さてポストコロナの新たな政治課題は財政再建でしょう。コロナ対策や東京オリンピック延期のため支出により、潤沢にあった都の蓄えも底をつきそうだととのこと。これをいかに立て直していくかが東京都の新たな課題となりそうです。
今回、小池百合子都知事の子分ともいえる「都民ファーストの会」が議会の勢力を維持できるかどうかが見どころです。都知事と都議選の関係がねじれたら、都政は混乱を極めることになります。
まあ小池都知事は、すでに都政に関心を失っていて、近々都知事の席を放り出すのではないかという觀測もまことしやかにささやかれています。さてどうなることやら。
いずれにせよ、少しでもベターと思える候補に一票を投じてきました。投開票は4日。結果を注視したいと思います。