退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

「東京五輪カウントダウン」を見て呆れた件

数か月ぶりに某区役所のロビーに行った。「東京五輪まであと何日」を示すカウンターがまだ展示されていた。

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昨年開催延期が決まるまでカウントダウンしていた様子を見て、いよいよ五輪が近づいてきたなと感じていた。しかし新型コロナウイルスの影響によりあっけなく開催延期が決まった。その後カウンセリングはどうなかったかと思っていた。カウントが巻き戻って再びカウントダウンを始めていたのを見て「あらら」と思った。

東京での感染も終息してないし、欧州の感染の再拡大を考えると、どう考えても来年の東京五輪の開催はありえないように思う。それでも頑なにカウントダウンを続ける様子を見て薄ら寒いものを感じた。

お役所仕事と言えばそのとおりなのだが、東京都が中止を決断できない仕組みも問題だろう。ほんとうにくだらない。

まあ住民投票もせずに、利権絡みで誘致した東京五輪なんぞまったく関心はないし、どうなっても構わないが、無理やり開催したことによる大会費用の負担増のツケが都民に囘ってこないように願いたい。