退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

「安野モヨコ展 ANNORMAL」@世田谷文学館

先日、世田谷文学館で開催されていた「安野モヨコ展 ANNORMAL」を見てきました。

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漫画の原画ファンには見逃せない企画だったのですが、他のイベントと同様に日時指定だったのでどうしようかと思っているうちに会期終了まぎわに……。ちょっと時間ができたのでチケットを事前に購入して出かけてきました。

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安野モヨコの代表作といえば、『ハッピー・マニア』『さくらん』『シュガシュガルーン』『働きマン』あたりでしょうか。読者が元気になる作品が多いような気がします。

この展覧会では、デビュー30周年を記念して、その格闘の軌跡を500点に及ぶ作品原画で足跡を辿っていきます。圧倒的な数の原画およびイラストを堪能できて満足しました。

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世田谷文学館では、このような漫画家の原画展がときおり開催されています。これまでも石ノ森章太郎浦沢直樹、岡田京子などの原画展を見るために足を運びました。原画展が「文学」なのかという点には疑問はありますが、原画ファンにはありがたいことです。

こうした原画展に行くと、その漫画家の作品を読みたくなりますが、今回は『ハッピー・マニア』を読み直したくなりました。おっさんになってから読んで。どう思うか試してみたいです。

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さて、今回は日時指定でチケットを販売して入場するという方式でした。このご時世なので仕方ないのですが、少しはやく到着したので時間をつぶすのに困りました。芦花公園駅から会場まで何もないからです。早く会場に着いたときに退屈しない配慮があればいいのにと思いました。

また日時指定で入場しているにもかかわらず、会場は結構混んでいました。チケット売りすぎではないかな?

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