昨日の続きです。現在、今週発表された国内かけ放題・データ無制限で月2980円をセールスポイントとする「Rakuten UN-LIMIT」の1年間無料キャンペーンに応募しようか検討中です。電車の移動中にホームページをじっくり読みましたが、いろいろと疑問点が残ります。意図的に重要な情報を隠蔽しているのではないかという疑念も湧いてきました。
楽天回線対応製品とは何か?
まず疑問に思ったのは、楽天が言う「楽天回線対応製品」は何かということです。サイトには下記の注意書きが載っています。
まあ、世の中に出回っているすべての端末をサポートできないことは理解できるとしても、「楽天回線対応製品」とは何なんでしょう。「楽天回線対応製品はこちらから」というリンクは張ってあり、楽天モバイルのショップに誘導されます。そこのはAndroid端末がずらりと並んでいます。
要は楽天で買った端末でないとダメなのかいう疑問です。上にリストされている型式の端末をすでに持っていればそれを使えるのか。それとも楽天で買った端末でしか楽天回線は使わせないつもりなのか。その点がはっきりしない。
楽天謹製アプリ「Rakuten Link」とは何ものか?
上記の疑問とも関連しますが、「Rakuten Link」の正体も気になります。今回のキャンペーンでは開通時に事務手数料3,300円分がポイントとして還元されることになっています。しかし小さい文字の注意書きをよく見ると、「Rakuten Link」でSIMをアクティベートしたあとにキャッシュバックされるようです。
最初「Rakuten Link」はIP電話の通話アプリかと思っていましたが、どうもSIMのアクティベートする機能も担うようです。ということは、「Rakuten Link」アプリが動作しない端末では開通すらできないことになります。
そうなると当然キャッシュバックももらえずに、事務手数料を取られただけで終了ということになり目も当てられません。
ここからは憶測ですが、「Rakuten Link」アプリが端末情報を参照して他社から入手した端末を排除するのではないかという懸念があります。楽天は、通信量は当面無料で運用するが、端末でしっかり儲けるつもりではないか、そんな疑問です。