退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

MNPワンストップやってみた(LINEMO→楽天モバイル)

先日、ふと思い立ちLINEMOで使っていた回線を楽天モバイルMNPしました。

LINEMOの回線品質にとくに不満はありませんでしたが、月間データ容量3GBを使い切ったことが何度かあり、やや不便に感じていました。容量を増やそうとすると、3GBの次は20GBとなってしまいます。その間はないのかしらん。また些細なことですが、LINEMOの管理アプリがないのもやや不満でした。

さてどこに乗り換えようかと検討しましたが、楽天モバイルに出戻ることにしました。これなら3GBを越えても平気ですし、最近の回線品質が以前にくらべれば改善されたとも聞いていたのも選択した理由です。

my 楽天モバイル

my 楽天モバイル

  • Rakuten Mobile, Inc.
  • ユーティリティ
  • 無料

乗り換えにあたり、どうせなら「MNPワンストップ」なる新しい方式を試してみることにしました。MNPワンストップとは、2023年5月より新たにはじまったMNPの方式のことです。 この方式を利用すれば、電話番号を変更しないキャリア乗り換えが、今までは転出元(乗り換え前)キャリアでの手続きが必要でしたが、転入先(乗り換え先)キャリアでの手続きのみで完結します、とのこと。以前のように、転出元(乗り換え前)でMNP予約番号を取得する必要がなくなりました。

さっそくやってみました。今回は転入先(乗り換え先)キャリアから手続きを始めます。しかし結局、転出元(乗り換え前)キャリアで認証する必要があるので要注意。まあ少し考えれば、認証が必要なのは当たり前のことなのですが、完全に「ワンストップ」というわけではありません。転出元(乗り換え前)のアカウントは事前に準備しておきましょう。

その後は流れに乗っていくと、あっさり手続きが終了しました。結局、従来は転出元(乗り換え前)でMNP予約番号を取得してから、転入先(乗り換え先)で手続きしていたのが、流れが逆になっただけのことです。それでも、MNP予約番号や有効期限を意識する必要がなくなったのは進歩と言えるでしょう。

わたしはeSIMの回線をMNPしたので、すぐに移行先である楽天モバイル回線が開通しました。あっさりすぎて拍子抜けしました。つまずいた点といえば、eSIMのプロファイルのダウンロード情報をQRコードで送ってくるのですが、その回線を使う端末以外にもう1台端末がないとQRコードを読むことができなかったことです。この問題は以前も遭遇しましたが、なんとかならないのかなと思いました。

またeSIMにもかかわらず、自宅にスターターキットを宅配便で送り付けてくるのには閉口しました。回線と住所を紐付けないとダメということでしょうか。特殊詐欺対策なのでしょうが、宅配便を受取るのも面倒なのでこれもなんとかしてほしいです。


これで楽天モバイルに出戻ったわけですが、しばらく使ってみて回線品質などいろいろチェックしてみようと思います。