本当に久しぶりにパルテノン多摩に行ってきた。パルテノン多摩というのは多摩市立の文化施設の愛称。
最寄り駅は京王相模原線、小田急多摩線、 多摩モノレール「多摩センター駅」である。
ずいぶん前に来たことがあるが、その頃はまだモノレールはなかったかもしれない。たしか駅前に多摩そごうがあった記憶があるが、すっかり様変わりしていた。聞くところによると、京王プラザホテル多摩も近く営業終了するとのこと。このあたりの地域経済は大丈夫なのか……。
さて「パルテノン多摩」とは、すごい名前付けるなと思うが、まあ駅から勾配を登ってたどり着くあたりは「神殿」の雰囲気があると言わればそうかもしれない。外観もなんとなくエラそうな建物である。
定員1400名ほどの大ホールは、最近改装されたそうで立派で驚いた。こんな都下には分不相応な気もするが、まあいいいだろう。
出かけたのは、東京都立大学管弦楽団の定期演奏会に誘われたため。大学の名称が変更されて、オーケストラ名も元に戻っていた(草)。
事前にプログラムをチェックすると、シベリウスの交響詩「フィンランディア」作品26 がよさげ。ロシアのウクライナ侵攻を受けて、今年はあちらこちらで演奏されているのだろう。
学生オーケストラとはいえ、大ホールにオーケストラの響きはやはりいいものだ。これからは、なるべく生演奏に触れるようにしたい。