アマゾンジャパンが「Amazon Prime」会員向けに提供している音楽ストリーミングサービス「Amazon Music Prime」が11月1日、驚くべき仕様変更がなされた。アプリもアップデートされて、アイコンの色も変更された。
楽曲数を大幅に増やした一方で、基本的に「おすすめ曲」を交えたシャッフル再生のみとなり、聴きたい曲を選んで再生することができなくなった。楽曲数は同社の音楽ストリーミングサービス「Amazon Music Unlimited」と同じとのこと。
アーティストや楽曲を検索して特定の曲を流そうとしても、シャッフルで違う曲が再生されることがある。スキップはできるが制限数を超えると「Amazon Music Unlimited」に誘導するボタンが表示されてスキップできなくなる。
これは、まるでSpotifyのフリープランと同じであり、「Spotify潰し」のつもりだろうか。しかし「おすすめ曲」のセンスが微妙でSpotifyのほうが断然優れている。
Amazon Music Primeは有料会員向けのサービスであり、通販のオマケとは言え、Spotifyのフリープランと同じレベルのサービスでいいのかという疑問がある。この仕様は「改悪」に思える。