先日のWWDCで発表されたM2チップ搭載「MacBook Pro」が発売された。私が注目しているのは、来月発売予定のMacBook Airなので、たいして注目もせずM2チップ搭載「MacBook Pro」のレビュー動画を見ていたが、ベンチマーク結果が衝撃的だった。
複数のYouTuberが同様の結果を報告していたので事実なのだろう。なんとM2チップ搭載「MacBook Pro」がM1モデルよりSSDが遅い場合あるという。この問題は下の記事によくまとまっている。
要は、M2チップ搭載「MacBook Pro」(SSD 256GB)の構成では、M1チップ搭載のモデルより、CPU-SSD間の帯域が狭いということだろう。SSDのR/W性能が半分程度になっている。
昨今の半導体不足の影響でこのような構成になっているのかわからないが、メーカーの姿勢としては誠意に欠ける。M2モデルを買ったユーザーにとって、旧型のM1モデルよりSSDのR/W性能が劣っているのは許せないだろう。実際アプリケーションや用途によってはパフォーマンスに大きな影響が出そうである。
Appleはこのような不誠実なことをやる会社じゃないと思ったが、どうやら買いかぶりだったようだ。M2搭載MacBook Airも気をつけないと……。