退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

リニューアルされた新文芸坐に行ってきた

2022年1月末日より改装のため閉館していた新文芸坐が、4月15日よりリニューアルオープンしている。新文芸坐というのは、池袋の名画座である。

コロナ禍以前はかなりの頻度で通っていたが、このご時世では行く機会も減っていた。それでも、リニューアル後に一度は行ってみようと思っていたが、気になっていた『夜叉ヶ池』が上映されていたのでひさしぶりに行ってきた。

改装されてキレイになっていた。とてもスッキリとした内装で名画座らしくない。

内装はともかくシステムが大きく変更されていた。これも時代の流れだろうか。

  • すべてのプログラムが自由席から全席指定席になった
  • 2本立てプログラムも入れ替え制になった(1本ずつチケット購入が可能に)
  • オンラインでチケットを予約購入できるようになった

ふらりと入ってずっと入り浸るという名画座の醍醐味も昔の話になってしまった。

個人的には、2本立てプログラムで1本だけ見れるのはうれしいが割高なのが不満。プレ会員の場合、2本見るとで1300円なのに1本見ると1100円である。せめて800円ぐらいにしてほしい。

今後新会員システムの導入も予定されている。ネット環境とクレジットカードが前提になっているのは現代風だが、高齢者の顧客を逃していないだろうか。

今回ひさしぶりに新文芸坐に行ったが、映画館ならでは体験は素晴らしいと改めて感じた。それでもサブスクの映像配信サービスが普及していることを勘案すると割高感は拭えない。名画座もかなりぜいたくな娯楽になってしまった。

ポスターが掲示されていた場所が自転車置き場になっていた
ポスターやタイムテーブルがデジタルになっていた
名画座とは思えないキレイなインテリア