8日深夜の配信されたApple Eventで、待望の純正ディスプレイ「Studio Display」が発表されました。Studioの名前のとおり、同時に発表された「Mac Studio」と合わせると見栄えがします。
Apple純正としては廉価と言われていますが、価格が19万9800円からという結構なお値段です。表面ガラスやスタンドなどいろいろオプションがあります。
これまで純正のディスプレイといえば、超高級製品「Pro Display XDR」だけだったので、それに比べればリーズナブルかもしれまえんが、ちょっと手がでません。Mac miniと接続して使用することを考えるとバランスが悪すぎです。ディスプレイの価格が本体の2倍もするというのはちょっと……。
ただしガジェットとしては興味深い仕様になっていて、なんと「A13 Bionic」という過度なSoCを搭載してます。
このSoCを使って何ができるのかと思ったら、内蔵スピーカーによる空間オーディオや、内蔵フロントカメラのセンターフレームの処理をするとのこと。さらにこの製品はマイクも内蔵しているので、ノイズキャンセリングなどの音声処理にも使われるのでしょうか。
ビジネスシーンでリモート会議が重要になった状況を踏まえて、カメラやマイクを搭載したディスプレイというのは今後のトレンドとなるでしょう。
庶民感覚では、この路線で10万円ぐらいの価格帯で純正ディスプレイが出てほしいものです。
