YouTubeの「TOEI Xstream theater」チャンネルで無料配信されていた、映画『空手バカ一代』(1977年、監督:山口和彦)を鑑賞。空手家・大山倍達を主人公にした「けんか空手シリーズ」の第3作。先週につづき千葉真一追悼プログラム。
千葉真一の訃報が届いたとき、本作を見たい映画に挙げたが、まさかYouTubeで無料で見られると思わなかった。どうということのないプログラムピクチャーと言えばそうだが、東映アクション映画らしい作品で大いに楽しめる。当時の沖縄の映像もいまとなっては貴重だろう。
この映画はなぜかDVD化されていない。動画サイトでレンタルされているので、幻というほどではないがレアな作品である。映画館で何度も見た映画だが、私が最後に見たのは渋谷の某名画座だった。
映画については上の記事を参照してほしいが、千葉ちゃんの魅力が遺憾なく発揮されているばかりでなく、当時、量産された東映B級アクション映画のエッセンスが詰まっている。とにかく観客を喜ばせようとするサービス精神が横溢していることだけはまちがいない。
千葉ちゃん、ありがとう。そして、さようなら。