先日、山田貴敏によるコミック「Dr.コトー診療所」(既刊25巻)を読み終わった。ちびちび時間をかけて読んでいたせいか、また何より未完だっったこともあり、ちょっとした喪失感があった。
そうしたなか「特別編」を見つけたので読んでみた。「島の子供達」というサブタイトルのとおり、島に住む子どもたち(男子3名、女子1名)の物語で、読み切り6編が収録されている。舞台を借用しているだけで本編とはほとんど関係なく、コトー先生もほとんど登場しない。
Dr.コトー診療所 特別編 島の子供達 (ヤングサンデーコミックス)
- 発売日: 2011/11/30
- メディア: コミック
ざっくり言うと、子どもたちが羽目を外して無茶して、「どうしよ〜」とピンチになっているところを大人に救われて、大目玉を食らうという話。本編は深刻な話が多かったのに比べて、ずいぶんと子ども向けの話だなと思ったが、『小学五年生』『ガクマンプラス』(いずれも小学館)に掲載されていた作品とのこと。
どうりでお子様向けなわけだ。こういうのを読むと、余計に本編どうなったのが気になってしまう。飢餓感が余計に増した。