退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

本編を読了したのでコミック「Dr.コトー診療所 特別編 島の子供達」も読んでみた

先日、山田貴敏によるコミック「Dr.コトー診療所」(既刊25巻)を読み終わった。ちびちび時間をかけて読んでいたせいか、また何より未完だっったこともあり、ちょっとした喪失感があった。

そうしたなか「特別編」を見つけたので読んでみた。「島の子供達」というサブタイトルのとおり、島に住む子どもたち(男子3名、女子1名)の物語で、読み切り6編が収録されている。舞台を借用しているだけで本編とはほとんど関係なく、コトー先生もほとんど登場しない。

ざっくり言うと、子どもたちが羽目を外して無茶して、「どうしよ〜」とピンチになっているところを大人に救われて、大目玉を食らうという話。本編は深刻な話が多かったのに比べて、ずいぶんと子ども向けの話だなと思ったが、『小学五年生』『ガクマンプラス』(いずれも小学館)に掲載されていた作品とのこと。

どうりでお子様向けなわけだ。こういうのを読むと、余計に本編どうなったのが気になってしまう。飢餓感が余計に増した。

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