退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

【悲報】無策の政府が個人にも節電を要請する始末【電力不足】

政府は7日、電力需給の見通しが厳しい今夏の節電を要請した。政府による節電要請は15年以来、7年ぶり、期間は7月1日~9月30日を予定している。

www.watch.impress.co.jp

政府が具体的な節電行動として挙げるのはまずエアコン。家庭では28度設定を推奨した。ほかには日射を遮るブラインド、廊下の照明を間引きなどの行動を求めている。

エアコンの設定温度が28度とは高すぎないか。これで熱中症になって死んだりしたらどうするのだろう。これまでのエネルギー対策があまりに無策だった政府は責任を感じているのだろうか。

それにしても真夏に電気を自由に使えない日本は、本当の先進国なのだろうか。しかも首都東京で……。

もう日本はダメかもしれないね。

この「節電要請」のニュースを聞いたとき、私の第一感は「原発再稼働できないのか」ということ。国民に節電要請する前に、なぜそれをやろうと動かないのか。原発は中長期の計画でベースロード電源に位置付けられていたはずである。政府はきちんと説明してほしい。

すでに夏の時点で電力需給はかなり逼迫する見込みだが、東京エリアでは今年の冬は予備率がマイナスになる見通しだという。経済産業省計画停電をも辞さない構えをすでに見せている。冬場の停電したら国民の健康や生命に関わる。どうするつもりなのか。

岸田総理は、参院選前に電力需給を含むエネルギー政策をきちん国民に示してほしい。

エネルギー政策は国家なり