退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

【参院選2022】期日前投票してきました

10日に投開票される参議院選挙の期日前投票をしていました。駅前で投票できる期日前投票は恒例になっています。

参議院選挙なので、すぐに国政を左右する選挙ではありませんが、私なりにあれこれ考えて投票してきました。

今回の参院選は論点はたくさんあるはずですが、どうもマスコミなどで取り上げられることもなく、何事もなかったかのように日程が進んでいくのが不気味です。

まず思いつくのは、次の2点です。

  • 新型コロナ対応の評価
  • エネルギー政策

第1の「新型コロナ対応の評価」についてはどうでしょう。政府の対策が十分でなかったにもかかわらず、たまたま欧米にくらべて被害が少なく済んでいます。これは日本特有の「ファクターX」が作用していると言われてます。

いずれにして、感染者数がたいしたことないのにすぐに医療崩壊して病床が払底したり、感染症が情報が保健所に集中してパンクしたりというテイタラクはいったいなんだったのでしょう。このままだと、また同じことを繰り返すのは明らかです。なんとかしてほしいですね。このあたりはもっと争点になってもいいはずです。

第2の「エネルギー政策」は、まさに酷暑のなかで日々実感していることです。少し暑くなると「停電するから節電しろ」と脅される。とても先進国とは思えないテイタラクです。エネルギー政策が失敗しているのは誰がみても明らかです。

テレビで、老朽化して稼働停止させた火力発電設備を再稼働させようと奮闘している映像がありました。これを見て暗澹した気持ちになりました。現政権はきちんと説明責任を果たしてほしいものです。

いずれにしても、せっかくの参政権ですから無駄にせず、ちょっとでもいいと思える候補者・政党に票を投じてほしいものです。