22日に投開票される衆院選の期日前投票を一足先にしていきました。投票日になるとちょっと離れた中学校まで行く必要があるので、ここ数年は駅前で投票できる期日前投票をしています。
今回の選挙は、「自民党・公明党」「希望の党・日本維新の会」「共産党・立憲民主党・社民党」の「3極」で争われていると言われています。民進党が事実上分裂いたために主権者にとって分かりやすなったと言えるでしょう。
まず小選挙区ですが、その「3極」の構造がそのまま反映されて、泡沫候補を除くと「3極」から一人ずつ立候補しています。しかし正直言って誰にも投票したくないという面子です。小選挙区制の特徴というか弊害でしょう。しかも現職の自民党候補が圧勝するのは火を見るより明らか。何の面白味もありません。開票直後に当確が出るでしょう。棄権しても仕方ないので、政党で選んで一票を投じました。
次に比例代表。今回は呉越同舟というか選挙互助会のようだった民進党が分裂して野党再編が進んだため各党の主張がわかりやすくなりました。残念ながら政権交代の可能性は限りなくゼロに近いので、今回は政策より党の主張でざっくり選んで投票してきました。
今回も申し訳程度に最高裁判所裁判官国民審査もありました。本来、裁判官は高度な専門職なのだから任期中に国民が人気投票のように審査することは適さないと思っていますが、今回はひとりだけ「こいつはあかんやろ」という判事がいたのでひとつだけバツを付けてきました。誰とはあえて言いませんが……。
日曜日には選挙結果がわかります。投票すれば選挙速報を見るときの楽しみも増えます。それが私が投票に出かける一番の理由かもしれません。