コロナ禍で時間ができたので、時間的に余裕ができたらやろうと思っていた愛機Mac min (Late 2012)のmacOSをアップデート作業をした。Siera から Catalina (10.15.4)へのアップデートだ。
iOSのアップデートとはちがい、macOSのアップグレードはどうしても慎重にならざるを得ない。最悪クリーンインストールしなければいけないことを考えると、時間的に余裕がないとできない作業でもある。
今回、macOS Catalinaでやりたいこともあり、仕方ないなぁと思いながらアップデートの作業を始めた。まずデータのバックアップをとって、Mac App Storeで macOS Catalinaのページを開いて、ポチッとクリックして作業開始。
何度か再起動を繰り返した後、とくに問題なくアップデート作業が終了した。セフセフ。いろいろ細かいところを調整する必要がありそうだが成功して安心した。
以下、しばらくCatalinaを使って気づいたことを挙げる。
ダークモードがカッコいい
まずCatalinaでやりたかったのはダークモード。ログイン後に、ダークモードにするか訊かれたが、当然「はい」と答える。なかなかカッコいい。
ダークモードにしたからといって、作業効率が上がるわけでもないが、カッコから入る私としては満足。
DVD Playerが新しくなっていた
Catalinaにアップデートする前に、「DVD Playerが動かなくなるけどいい?」と訊かれた。32bitアプリだったのかもしれない。DVDを視聴できないと困るが、どうせmacOSにバンドルされているだろうと、そのまま作業を続行した。
移行後、Affred で DVD Player を起動できないことに気付いた。DVD PlayerがApplicationsフォルダになかったのだ。別の場所に移動して一瞬あせったが、Spotlight Searchから起動することができた。Affredをランチャーに使っているので困るなと思ったがとりあえずいいだろう。
従来のDVD Playerはクラッシクなデザインだったが、新しいDVD Playerはモダンなデザインに変更された。DVDを見るぶんには、どちらでも構わないが新しいデザインは気持ちがいい。
iTunesからMusicに移行
私はかなりの量の音楽ファイルをiTunesで管理しているが、CatalinaではiTunesが廃止されて音楽関連の機能はMusicアプリに移された。このこと自体は知っていたが、音楽ライブラリを正常に移行できるかだろうかが不安だった。これがいちばん心配していたことだ。
結論からいうと、何もしなくても呆気なく移行できた。当初アートワーク画像が表示されずに「あれ」と思ったが、しばらくすると表示されるようになった。バックグラウンドでライブラリの再構築の処理が実行されていたのかもしれない。
Musicアプリのデザインや操作には戸惑うこともあるが、そのうち慣れるだろう。まずはホッとした。
StationTV Linkが無事動作した
アップデートする前に心配だったのは、nasneをMacで使うためのアプリケーションStationTV Linkが動作するかどうかということ。Amazonの製品紹介には、Catalinaでは対応しないとあったが、ピクセラのホームページでは動作確認されているという情報があった。
ネットで調べるとCatalinaで使っているユーザもいたので大丈夫だと判断してCatalinaにアップデートした。結果としては私の環境でも問題なく動作している。あまりメンテナンスされていないマイナーなアプリケーションだが、私としては重要なアプリケーションである。動作してくれてよかった。
まとめ
私がMac mini (Late 2012)を購入したのは2014年の春である。もうサポートを打ち切られても文句が言えないが、今現在でも最新のOSでサポートしてくれるのは素晴らしい。とくに動作が重くなることもなく立派に動作している。
Apple製品は割高だという声もあるが、長期間にわたりサポートが継続される傾向があるので、長く使いたい人やリセールバリューを期待する人にはいい買い物になる可能性は高いい。
とはいえ、さすがにハードウェアは古くなっているのでそろそろ買い替えの時期だ。ディスコンになると心配されたMac mini だが、さいわい「黒いMac mini」が登場して一安心である。今年末に登場が予想される新しいmacOSでサポートが打ち切られたら、いよいよ買い替えだろう。