退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

コミック「全員くたばれ!大学生」を読んでみた

最近図書館が利用できなくなったため、ふだん読まない本をKindle Unlimitedで読んでいる。今回紹介する、サレンダー橋本による「全員くたばれ!大学生」もそのなかの一冊。『週刊SPA!』の連載漫画である。以前、受験参考書売り場で見かけてチェックしてあった本である。

都内中堅私大である包茎大学哲学科に入学した亀田哲太は、典型的なぼっち大学生。5月になっても友達ができずに悶々とした日々を過ごす……。

ライングループに招待されなかったり、ダンスサークルに入ろうとするがメンガーに話かけられないまま校舎をまわりをぐるぐる回ったり、まあ〈ぼっち大学生あるある〉を集めた漫画だがなかなか面白い。

出身者差別や一般入試組と内部進学組とのちがいなど、地方から上京した大学生で体験しそうなことがよく描かれている。ちなみに主人公は秩父出身。かろうじて首都圏出身だがかなり微妙なのもツボ。

この第1巻では、1年生の終わりまでの成長しない主人公の姿が描かれる。ヒロインとおぼしき女性キャラとの絡みも楽しみ。第2巻が今月下旬に出版予定とのこと。

この漫画が連載されている『週刊SPA!』はふだん行くに図書館で購入しているが、残念ながら雑誌コーナには置かれていない。切り抜きが多いからとカウンター内に置いてあり、利用カードと引き換えに閲覧できるという惨めな扱いだ。「刑期」が明けると雑誌コーナーに戻ってくるのだが、また切り抜かれたり、紛失したりしていつの間にかまたカウンター内に移されてしまう。いわくつきの雑誌である。読者層がアレなのかもしれないが困ったものだ。

さて私は〈ぼっち大学生〉のYouTubeを見るのが好きだが、そんな彼らも当たり前ながら卒業・就職していく。さて、この主人公のたどり行く末は?

全員くたばれ!大学生 1 (SPA!コミックス)