退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

緊急事態宣言(効力は5月6日まで)が発出されて思ったこと もう東京はダメかもしれんね

新型コロナウイルスの感染が都市部で拡大していることを受けて、安部首相は、7日、法律に基づく「緊急事態宣言」を行った。宣言の効力は5月6日まで。対象は東京都を含む7都府県。

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下の動画は「緊急事態宣言」を発出後に行こなわれた記者会見の様子ですが、相変わらず挙動不審というかおどおどして頼りないことこの上ない。


【ノーカット】安倍総理会見 「緊急事態宣言」東京など7都府県へ発出 (2020/04/07)

この緊急事態宣言は遅きに失した感が拭えないが、遅いなりに準備万端で発出されたと思いきやそうわけでもない。相変わらずの迷走ぶり。とにかく国民の生活にどのような影響があるのかさっぱりわからない。

個人的に緊急事態宣言が出されたらどうなるの心配していていたいことを挙げてみる。カッコ内はこうなるだろうという予想である。

  • 人の移動を妨げるため鉄道は減便されるのか?(減便はない)
  • 外出制限はかかるのか?(強制力はない。あくまでも自粛要請)
  • 映画館、美術館、図書館などの施設はどうなるのか?(自粛要請の対象となり休館されそう)
  • 理髪店の営業はどうなるのか?(すでに自主的に休業を決めたところもあるが……)

結局、緊急事態宣言を出しても、海外のように強制力を伴う外出制限や都市封鎖などはできないとのこと。これで本当に感染拡大を防止できるのか?そして国民の生活はどうかわるのか?このあたりがさっぱりわからない。

上のリストに唐突に理髪店が出て不思議に思った人もいるだろうが、このあたりは東京都と政府で見解が違う点である。東京都は理髪店にも自粛要請を出す予定だったが、政府は厳しすぎると難色を締めている模様。ほかにも温度差があるようだ。そうしたことは緊急事態宣言を出す前に調整しておいてほしい。ちなみに、私がいつも散髪してもらうQBハウスは自主的に休業を決めた。

とにかくあまりにも都市生活が不便になったら、地方に脱出する人が続出するだろう。いわゆる「東京脱出」である。もれなくコロナウイルス付きで、帰省あるいは別荘や観光地などに行くことになるわけだが、強制力を伴う移動制限がかけれないのだから仕方ない。あきらめるしかないね。

便利な生活に慣れきった都市生活者が1か月もじっとガマンができるのか大いに疑問。もはや東京で暮らすメリットの大半が失われている。

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