1月7日、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない状況を受け、東京・埼玉・千葉・神奈川の1都3県に緊急事態宣言が発令された。首都圏の鉄道各社は、「夜間の外出自粛」を強く呼びかける国や自治体の要請を受けて、1月20日から終電の時刻を繰り上げている。
駅構内でもさかんにアナウンスされていたが、乗り継ぎのある人はとくに要注意。一歩間違うと帰宅難民になるおそれがある。余裕をもって帰路につくほうがいい。わたしもさっそく終電の時刻をチェックした。
「乗り換えアプリ」のなかの人も対応も大変だと思っていたが、あっという間に対応しましたと通知が来て驚いた。データベース更新には労力がかかるが、それに見合うアクセスがあるのだろうか。まあ一度は自分の通勤路・通学路の終電をチェックするだろうから、ひょっとしたらアプリのベンダーにとっては特需なのかもしれない。
どのくらい終電が繰り上げられるのかは路線によってちがうが、私の場合は20分程度の繰り上げだった。これで感染拡大防止にどれだけ寄与するのか疑問だが国策なのだから仕方ない。
それにしても『緊急事態宣言」というわりには、終電繰り上げ20分というのはあまりにも緩い。こんなので日本は大丈夫なのか。