今期の春アニメのなかにアニメ「銀河英雄伝説 Die Neue These」を見つけた。Eテレ(NHK教育テレビジョン)で放送中。
このアニメは、たしか2018年に民放(TOKYO-MX)で放送された記憶があると思って、調べてみたらそのとおりだった。以下は当時の感想。
Production I.G.制作のアニメーションはCGはキレイだが、旧作(石黒版)にあった政治色をないまぜにした壮大な群像劇という側面がごっそりと削ぎ落とされてイマイチという感想だった。その後、第2期(全12話)は劇場公開されたあと、今回、第1期、第2期を通して放送されるという。
Eテレ版ではOP、EDが新作になっている。これは「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」と同じ手法である。味をしめたのだろうか。
「銀河英雄伝説 Die Neue These」の第2期が地上波まで降りてきたのは歓迎したいが、第1期を見た限りはあまり期待できない。それでも一応チェックするつもり。第1期から放送するので、第2期が放送されるのは3か月後ぐらいだろうか。
それにしても、この作品がEテレで放送されることには問題があるように思う。どのようなカネの流れがあるかわからないが、民放で放送していたアニメをNHKが金にあかせて奪い取ったような印象を受ける。まさに民業圧迫。「教育テレビジョン」を謳っているのだから、娯楽番組はこのチャンネルで放送するのを控えるのがスジではないか。
この肥大化したNHKはなんとかならないのか、思った次第である。