週末は板垣恵介の格闘漫画『グラップラー刃牙』(全42巻)を一気に読んだ。ebookjapanによる最終巻以外は無料という太っ腹企画。
老舗電子書店「eBookJapan」が新しい「ebookjapan」に移行したときは失望したが、たまにはナイスな企画をやるものだと少しだけ見直した。ただし、最終巻だけ無料で読めないというのは、画竜点睛を欠くというべきか。少なくとも「刃牙らしく」はない。
それでも普段は持ち歩かないiPadを持ち出してようやく期限までに読み終わることができた。ひさしぶに「刃牙」を堪能した。
数年前に東浩紀が生配信で、電子書籍で購入した「刃牙」シリーズをダウンロードしたiPadを披露していた。そのとき「この漫画はすぐに読み終わってしまうので、コスパが悪い」というようなことを言っていた。
今回、41巻も一気に読んで「まさにそのとおり」だと感じた。ほとんどが格闘シーンでコマ割りが大きく見開きページも多い。さらにトーナメントが本筋なのでストーリーはどうでもいいいので、ほとんど文字をちまちま読む必要がない。さくさくと読める。本当にコスパが悪い(褒め言葉です)。