JR東日本が、Suicaなどをタッチしやすいように改良した自動改札機の実証実験を行うことを発表した。
自動改札機の下図のように、QRコードリーダーが設置されているのが特徴。現在のようなきっぷを取り込むリーダーは物理的な可動部を多くてメンテナンスにコストがかかるのだろう。私もJRではないがきっぷが詰まって駅員を呼ぶことのままある。
もうひとつ目立つのは、ICカードタッチ部が右側斜めに設置されていることだ。現行の自動改札機を観察していると、リーダーをバーンと力まかせに叩きつけるように通過していく人が少なくない。これで結構故障しているのではないかと思うがその対策であろうか。たしかに新型のように斜めにすれば乱暴なことはできないだろう。
ただし、この角度だと左手首につけたApple Watchはより一層タッチしにくくなりそうで心配だ。
私自身は昨年からApple WatchにモバイルSuicaを導入して使っているが、自動改札機の右側にリーダーがあるが不便だ。最近は慣れてきてとくに大きな問題はないが、少し体をねじるようしながら通過しなければならないのがややストレスになる。
Apple Watchを利用した決済は自動改札機以外でも、コンビニ、映画館、ファミレス、ファストフード店などいろいろな店舗で使っているが、リーダーは左側に設置されている場合が多いように思う。
私自身は左側にあったほうが圧倒的に便利だが、スマホにモバイルSuicaをインストールしている人も、スマホは左手で持つ人が多いので左側が便利だろう。リーダーを左右両側に付けてほしいところだが、なかなか難しいだろう。
将来はタッチしなくて改札を通過できるようになるだろうが、それまでは「左右問題」から目を離せない。