先日、日本で発行しているVisaカードがApple Payに対応し、「Visaのタッチ決済」がiPhoneやApple Watchで利用可能となった。
Walletアプリに登録されているクレジットカードは、自動的にApple Pay対応になると案内があったが、ずっとそのままなのでしびれを切らして再登録した。するとApple Pay対応のクレジットカードとして登録できた。
さっそく某コンビニで試してみた。「クレジットカードで」と店員に伝えると、物理カードとコンタクトレスのどちらでも決済できた。一応、コンビニ大手3社は「Visaのタッチ決済」に対応しているはずだが、たまに話が通じない店員がいるのは困ったものだ。
QUICPayと比べて決済が速いとは感じなかった。ちょっと困ったのは決済完了がわかりにくいこと。QUICPayでは合成音声で「QUICPay!」と知らせてくれるのでわかりやすいが、「Visaのタッチ決済」の場合はディスプレイに「承認されました」と出て、ごく小さな音がするだけなのでわかりにくい。
日本国内で使う分には、「QUICPay」と「Visaのタッチ決済」では使い勝手は大きく変わらない。それでもどちらかにしか対応していない店舗もある。例えば、私のよく行くサイゼリヤではQUICPayは対応してないので、今回、iPhoneで「Visaのタッチ決済」が決済できるようになり助かる。Suicaでも決済できるのだが、後で明細をチェックするとき「物販」となるので、あとで使途がわかりにくいのであまり使いたくないのだ。
また先述してように、たまに話が通じない場合があるのは困る。決済方法に名前が付いていないのが原因だと思う。「Visaのタッチ決済」というのはわかりにくい。「QUICPay」や「iD」のようなブランドが必要だろう。