これまで呪縛となっていた 「人・モノ・事」を捨て去る方法を紹介するライフハック集。極端に思えるものもあるが、なるほどと膝を打つ内容も多い。そのなかのいくつかでも自分の生活に取り入れることができれば、少しは人生にラクになるかもしれない。そんな本だ。
一秒で捨てろ! 人生がときめく「逆転の整理術」 (PHPビジネス新書)
- 作者: 成毛眞
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2019/09/19
- メディア: 新書
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以下、紹介されていたなかで気になったことをいくつか紹介したい。
まず筆者が「テレビ好き」だということ。最近の「できる人」はテレビなどに一顧だにしないと思っていたが、そうでもないらしい。全録レコーダーで録画しまくって、外出先でも高速再生して見ているほど。
NHKスペシャルなどを見ているらしいが、NHKの番組に質の高いものが多いのはわかる。そのほかには、以下のようなBS番組が好みらしい。町山さんの番組は私も見ているので納得。
次に「ファンション」である。ジョブズではないが、あらかじめファンションを決めておいて、いつも同じ服装をするのはよく聞く話。毎日何を着ていこうかと考えるのはムダということらしい。この本では筆者愛用のブランドが紹介されている。表紙の派手シャツは、そこで紹介されているパパスのアロハシャツだろうか。
このなかでパタゴニアのジーンズを8本持っていて、いつもこれを着用しているとある。なぜパタゴニアなのか、他のブランドと比べてどこが優れているのか。パタゴニアを選ぶ理由を知りたかった。
最後は「カフェ」のこと。気取ったヤツ(ノマドワーカー)を見たくないからスターバックスやタリーズには行かない、また怪しいセールスマンを見たくないから喫茶室ルノワールにも行かない、とある。ここを読んでいるときコーヒーを吹き出しそうになったが、まったくそのとおり。とくに喫茶室ルノワールは周りの客層次第のところはあるが、怪しくなくても商談している近くは落ち着かない。
思いつくままに気に留まったことを書いたが、1時間もあれば読めるので、サクッと読んでみるといいだろう。参考になる内容があれば拾い物だ。