長年使ってきたDELL 2007FPという古いディスプレイがついに寿命を迎えました。新年早々忙しいなぁと思いながら、とりいそぎ新しくディスプレイを購入して交換しました。以下、そのときのことをメモしておきます。
ディスプレイの突然死からはじまった
少し前から画面が少しチラつくなと気になっていましたが、ある日まったく表示しなくなりました。問題を切り分けると原因はモニターの故障です。
使っていたのはWindow XP時代から使っていたDELL 2007FPという老兵です。解像度はUXGA(1600×1200)、ワイドディスプレイが一般的になったいまでは珍しい4:3ディスプレイです。添付のHDMI-DVI変換ケーブルを使って、Mac mini (Late 2012)と接続していました。
すでに10年間近く使っていたので修理せずに、モニターを新調することにして機種選定をすることにしました。
要件を整理する
モニターの種類は多岐にわたります。当て所もなく選ぶのは無理なので、譲れない条件を挙げてみました。
- 非光沢ディスプレイであること
- DisplayPort接続できること
- ディスプレイの高さを調整するスタンドが付いていること
他にも4KモニターとかUSB Type-Cなど、いまどきのモニターに惹かれないわけではありませんが、楽しみはMac本体を買い替えたときにとっておきます。
機種を絞る
いろいろ検討しましたが、財布や設置場所などを考えて「DELL P2217H」を選択しました。DELLのビジネス向けのモデルです。型番のPはプロフェッショナルという意味のようです。
このモデルは最新機種ではありませんが、上で挙げた要件をクリアして2万円以下で買えそうなので、これに決めました。最後までUSB Type-C対応の「P2419HC」に心が残りましたが、USB Type-C経由でないとUSBハブを使えないのあきらめました。
さっそく注文して到着を待ちます。ふだん通販ではコンビニ受け取りやリアル店舗での受け取りにするのですが、さすがに今回は自宅まで届けてもらうことにしました。
さっそく設置する
ディスプレイが届いたのでさっそく設置します。添付されていたイラストを見ながらスタンドを組み立てディスプレイを取り付けます。工具なしでできる簡単な作業です。故障したディスプレイと比べてとても軽くなっていました。技術の進歩を感じます。
ディスプレイには2種類ケーブルが同梱されていましたが、私の環境では使えませんでした。あらかじめ用意しておいた、Thunderbolt (Mini Displayport) → Displayport 変換ケーブルを使ってMacと接続します。
念願のDisplayPort接続。一度も使っていなかったThunderbolt 2端子がようやく火を吹きました。
あっさり予定どおり画面が表示できました(1920x1080, 60Hz)。USBケーブルも接続してハブの動作も確認しました。なかなかいい感じです。
電源LEDがまぶしい
使い初めて、右下の白色の電源LEDの輝度が高すぎて目に触ることに気が付きました。調べてみるとディスプレイのメニューでON時の電源LEDを消灯できることにわかりました。
たしかにこれだとまぶしくないのですが、ディスプレイのON/OFFが見分けられません。これはちょっと不便。緑とオレンジの輝度を抑えた2色のLEDならばいいのにと思いますが、価格を考えると仕方ないのかもしれません。
まとめ
久しぶりに自宅に来た新しいディスプレイは快適です。画面のアスペクト比が変わったので、いろいろ調整中です。これについては別の記事を書こうと思います。また念願のHDCP対応のディスプレイになったので試してみたいこともあります。これについても後ほど。