今月の雑誌『宝塚GRAPH』(2018年7月号)の表紙が、月組トップ娘役「ちゃぴ」こと愛希れいかさんでした。
表紙はバストショットですが、この衣装とコーディネートされているスカートの柄が想像以上にビビッドで驚きました。是非、巻頭グラビアで確認してください。美しく撮れていますよ。
以前、2006年あたりまで遡り、娘役がひとりで表紙を飾った号を数えたことがあります。この時期が個人的な観測開始時期ですが、今回のちゃぴは、花總まりと夢咲ねねに続いて3人目になります。
さらに「宝塚グラフ」と雑誌名がカタカナ表記だった時代まで範囲を広げると、娘役がピンで表紙に登場する事例はかなりあることがわかっています。しかし直近12年間の観測期間にわずか3人というのはかなり少ないと言えるでしょう。
愛希れいかさんは、今年11月の東京宝塚劇場公演「エリザベート -愛と死の輪舞-」の千秋楽を最期に退団することが発表されています。ラストが「エリザベート」という歌中心の演目なのはどうなのか、ダンスが映える演目のほうがいいのではと思いますが……。とにかく最後まで無事に駆け抜けてほしいものです。
▲花總まり (宝塚GRAPH 2006年 6月号)