今月号の「歌劇」(2022年4月号)の表紙は花組トップ娘役の星風まどか(ほしかぜまどか)さんが表紙でした。なかなかゴージャスなイメージの写真ですね。普通に雑誌モデルとして通用する美貌です。
男役がメインとされる宝塚歌劇団において娘役の立場は弱い。そのためヅカ雑誌の表紙を娘役が飾ることは極めて稀です。私が観測を始めて以来、花總まり、夢咲ねね、蘭乃はな、愛希れいか、真彩希帆に続き6人目となります。ちなみに複数回登場した娘役さんもいます。
観測を始めたのは、花總まりさんの退団時期の2006年あたりなので、タカハナ時代からほぼ16年が経過しています。その間に月刊誌『歌劇』の表紙を飾った娘役は、わずか6人です。
星風まどかは、2017年11月に宙組初の生え抜きトップ娘役として真風涼帆の相手役となるも、2021年2月には専科に異動しています。その後、7月には花組へ異動し柚香光の2人目の相手役となります。トップ娘役が組替えするという異例の人事は波紋を呼びました。当時、柚香光と華優希のコンビが好きだったこともありショックだった記憶があります。
最後にこれまで娘役が表紙を飾った「歌劇」を一部ですが紹介しておきます。
▼花總まり(2006年5月号)