iPhone 5s(au版)からSIMフリーiPhone 6sと格安SIMの組み合わせに乗り換えることを決意。勇んでiPhone 6sを買ってきたもののしばらくそのままにしていました。やっと重い腰を上げてまずauのSIMでアクティベーションしてみました。
移行前の端末をiTunesでバックアップ
最近は母艦なしでスマホを使っているユーザもいるようですが、さいわいこちらには心強い母艦(Mac)があるので今回はiTunesを使ってデータ移行を行います。iCloudを使ってもいいのですが、私はローカルで作業するほうが安心です。
まずiTunesで移行前の端末のバックアップを取ります。しかしその前にやっておくことがあります。iOSとアプリを最新版にアップデートしておきましょう。移行前と移行後の環境を揃えるためです。
日頃から最新版にアップデートしている場合は問題ないのですが、周りでまだiOS7を使っている人がいるのでIOSのバージョンには無頓着な人もいるようです。そうした人はちょっと困るかもしれません。
さてアップデートが終わったら、ITunesでバックアップを実行します。その際、「バックアップを暗号化」を忘れずにチェックしておきましょう。これはパスワードなどの個人データを含むバックアップデータを作成するためのオプションです。下図を参照してください。
これで移行前の端末の準備は完了ですが、念のため写真データは上とは別の方法でバックアップしておくといいでしょう。思い出の写真などは失われると取り返しがつきません。用心深い人はすでに不測の事態に備えていますよね。
移行後の端末のアクティベーションとデータ移行
いよいよ移行後の端末を開封してアクティベーションです。アクティベーションにはSIMが必要なので、移行前の端末からSIMを移し替えてから電源オンです。当たり前ですが、auのSIMもちゃんと認識してくれました。ちょっと感動。
その後は言語を選択するなどガイダンスに従って、先ほど作成したバックアップデータを使ってデータを復元します。ただしIOSのバージョンが古い場合は、復元する前に最新版にアップデートする必要があります。
データの転送は少し時間がかかるので余裕を持って作業して下さい。
母艦から音楽データをコピー
こここまでくればひと安心ですが、上記のバックアップデータには「ミュージックアプリ」の音楽データを含まれません。必要に応じて母艦の音楽データをコピーしてください。私は使っていませんが、他にも「iBooksアプリ」や「ビデオアプリ」のデータもバックアップデータに含まれません。