退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

キャリアとの訣別を決意してSIMフリーiPhone 6sを買った(iPhone 6s 導入記 #01)

先日、iPhone 5sau版)からSIMフリーiPhone 6sと格安SIMの組み合わせに乗り換えました。これから何回かにわたり顛末を紹介します。

キャリアからの訣別を決意

世間では安倍首相の思いつきで「携帯料金の引き下げ」騒動が起こっていますが、当方では結論が出る前に悪名高き「更新月」を迎えることになりました。

まずauショップで、このまま使い続けると月々の支払いがいくらになるか見積もってもらいました。2年前にゴニョゴニョして破格の条件で契約していたせいもあり、各種割引が2年で期限切れになったあとの支払いは腰を抜かすほど高額でした。ショップの窓口では「いままでが安すぎたのです」と言われる始末。これでauをこのまま使う可能性はなくなりました。

やっぱり2年でMNPしないと損だというのは事実のようです。しかし乗り換え先を調べているとだんだんバカらしくなってきました。こんなくだらないことにエネルギーを使っていいのかという素朴な疑問です。

「2年縛り」「実質ゼロ円」「キャッシュバック」などの謎の商習慣にまじめに付き合うのは時間の浪費だということです。そもそもこの忙しい年末に乗り換えないと契約が自動更新されて違約金を支払うことはめになるというシステムも納得できません。この詐欺まがいの「2年縛り」がキャリア横並びなのも不信感を増大させます。2年後また同じことをするのかと思うとうんざりです。

そこでキャリアとはきっぱりと訣別してSIMフリー端末+格安SIMに乗り換えることにしました

iPhoneでいいのか問題

次にSIMフリー端末の選定です。端末のコスパだけを考えれば、ASUS ZenFone 2のような魅力的な端末もあります。しかし検討した結果、次もiPhoneに使うことにしました。主な理由は2つあります。

第一は、辞書アプリです。これまで物書堂のアプリを中心に相当額を辞書アプリに投じてきました。これは捨てられません。またAndroidにはiPhoneほどのアプリの市場がないのかまともな辞書アプリがありません。これではiOSから離れられません。

第二は、Macとの親和性です。にわかMacユーザーとしてデビューして2年余り。敬虔なアップル信者にはなっていませんが、Macが支持されている理由も少しはわかってきました。そのMaciPhoneを組み合わせるといろいろ便利です。アップルのエコシステムに取り込まれたといえば、そのとおりですが「捗る」ことは確かです。

たしかにiPhoneは端末の価格は高いですが、上記の理由から私にとっては価格相応の価値があると判断しました。

銀座のApple StoreでiPhoneを購入

iPhoneに決めたので、さっそくSIMフリー端末を買うことにしましたが、なぜか量販店では販売していません。キャリアに対する仁義でしょうか。

もちろんApple Storeのネットショップでも購入できますが、どうせならと行動範囲に入っている銀座のApple Storeで買ってきました。

東銀座に銀座シネパトスがあったころは、レイトショーが始まる前によく立ち寄っていたのですが、すっかり雰囲気が変わっていました。向かいの松坂屋の紙袋を抱えた爆買いの中国人で店に溢れていて、店内は中国語が飛び交っています。ここはどこなのだろうという感じで落ち着きません。

しかも店員は忙しいそうでなかなか捕まらない。やれやれリアル店舗で買うのは失敗だったかなと思いながらもようやく買えました。少し疲れました。

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モデルはiPhone 6s/64GB/スペースグレーにしました。ストレージは32GBでよかったのですが、16GBの次は64GBになったので仕方ありません。

せっかく銀座まで行ってiPhoneを買ってきたのですが、なかなか時間がなくてしばらく放置することになります。設定作業などは別の記事で紹介します。