先日、六本木の国立新美術館で「CLAMP展」を見てきた。「カードキャプターさくら」が好きなので!
以前は六本木駅から徒歩だったが、生活パターンが変わり乃木坂駅から直結で来場できるのは便利。
当日券を買うとき、「50分待ち」と言われてげんなり。列に並んで40分ぐらいで会場に入ることができた。
案の定、場内もかなり混雑していて、ゆっくりと見るというレベルじゃねえぞ。これで2100円とかないわ〜。時間指定の前売りにしてほしい。
展示規模はかなり大きくて驚いた。正直CLAMPを舐めていたかも……。展示品の数も多くて十分満足できた。海外観光客と思しき来場者がコーフンしていたり、ゴスロリのコスプレ連中がいたり、ガチの美術展とは客層がちがうね……。
CLAMPは4人からなる女性漫画家集団ということで、作品をつらつら見ていてもなかなか作家性が見えてこない。順路の最後に作家集団としてのコメントが紹介された展示があったが、もう少し4人の役割分担とかインタラクションが見える工夫がほしかったかも。
順路最後の巨大な年表の展示は圧巻。これだけの作品を世に出せたのだからやっぱりスゴイなと改めて感心したぞ。
なお会場出口には、グッズ販売コーナーが活況を呈していた。さぞかし儲かるんだろうなぁ。
この美術館に来ると、サブカル展示もいいが、これだけの規模の国立の美術館がやる内容なのかといつも思う。日本のナショナル・ギャラリーを目指すという発想はなかったのだろうか。