退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

「【ステハゲへの提言】陰キャラという権力」とかいう動画上がっていた

高須クリニックの高須幹弥先生からステハゲに対して「【ステハゲへの提言】陰キャラという権力」という動画があがっていた。タイトルはパロディだが、ファンからのメッセージという手厳しい内容だった。かつてはステハゲ信者だったのだろうか。


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この動画のかなで、高須先生は「最近ステハゲの動画にはキレがない」と看破している。たしかにステハゲが中央大学に在学していたころの動画は面白かった。とくにステハゲが自業自得とはいえ自らの言動が大学から問題視され、ついには停学処分を受けて留年する事態になる時期の動画は神がかっていた。

そうした「若さ故の過ち」とも言える動画は、人生のある時期にしか成立しない。アラサーにもなって、そんなことをやっていたら、ただの「イタいやつ」でしかないし、見ているほうも笑えない。ステハゲはそうした時期を過ぎてしまった。大学時代と同じ「芸風」ではもはや視聴者に受け入れらないのだろう。

また中央大学との対決動画(まあ一方的な一人相撲だけど)にしても、「強大な大学権力との戦い」という側面もあり、判官びいきの日本人に刺さったとも言える。当時ステハゲが就活していたかは知らないが、もし内定をゲットしていたら卒業延期にともない内定もパーになる。これはかなり重い処分だったと言える。

いまでも大学生YouTuberはたくさんがいるが、ステハゲほど成功した例は少ない。たいした才能であることは認めざるを得ない。この才能を活かしてこれからの人生を実り多いものにしてほしいものだ。

ちなみに、この動画に対してステハゲからのアンサー動画も上がっていた。上半身裸で昔を彷彿とさせる動画で見事に高須先生の動画に応えていて面白い。それでも昔のキレはないなあと思った次第。時は流れた。


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