岸田文雄首相は8月10日に内閣を改造し、第2次岸田改造内閣を発足させた。安倍元首相暗殺以降、旧統一教会との関係が問われたり、安倍国葬が国民から不評を買ったりしたことにより。岸田政権の支持率が低下していることを受けて、内閣改造を急いだ格好だ。
閣僚の内訳は留任5人、初入閣9人、再入閣5人。経験者を再び任命することで、政権安定を目指している。
顔ぶれは代わり映えがしないが、ちょっとおもしろいと思ったのはデジタル相に就任した河野太郎氏。官邸の指示を無視して10日に記者会見を行わなかった。
以前より「深夜の閣僚20人リレー会見なんて、さっさとやめたらいい」といいと発言してので、筋を通したなと思った。
河野氏は人柄はともかく、仕事のできる人だと思うので、先進国から2周も3周遅れているデジタル行政が推進されて、国民生活が便利になることを期待したい。