4年にわたってBS12で放送されてきた音楽番組「ザ・カセットテープ・ミュージック」が、9月12日(日)の放送をもって“閉店”しました。事実上の最終回です。
冒頭「みなさまに大切なお知らせです」と振りがあり、「最終回。」ですと……。
とりあえず「知ってた!」とツッコミを入れておきました。
最終回は「売りつくしセール」。これまで番組で取り上げてきた人気ネタの「ミファミレド」「ガッチャマン進行」を振り返りつつ、最新発掘曲を披露。まさに番組の集大成という雰囲気でした。
この番組は、マキタスポーツとスージー鈴木の二人が、80年代の歌謡曲を中心に洋楽を含めたさまざなな楽曲を取り上げながら、楽曲に隠されている魅力を読み解いていくという音楽バラエティ。放送内容をまとめた書籍が出版されるなど、一部の好事家の人気を獲得していたのに番組終了は残念です。
そして、この番組に花を添えていたのは、河村唯、外岡えりか、酒井瞳のカセットガールズのみなさん。元・アイドリング!!! の3人でした。最終回にはみんな集結。
最後まで、河村唯はなぜ「うめ子」と呼ばれているのかわかりませんでした。気になって夜も眠れません。うめ子と言えば、当初ビートルズのメンバーもわからず、なぜ音楽番組に呼ばれたのか不思議に思ったのも、いまとなっては懐かしい思い出です。
私はとんちゃん推しでしたが。
最終回は第96回でした。記念すべき第100回までもう少しだったのに惜しい。オレ的には第100回には近田春夫をゲストに呼んで盛大に祝ってほしかった。
なお、4年も毎週放送しているのに未だに100回に到達していないのは、新作を月2本しか制作していなかったから。残りの週は再放送だったのです。
さよなら、「ザ・カセットテープ・ミュージック」。そしてありがとう。