ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)のnasneがディスコンになりどうしようと思っていたところ、昨年秋なんとnasneがバッファローに移管されるという報道があって驚いた。
その後どうなったんだろうと思っていたが、ついにバッファローが3月17日、新しい「nasne」を3月末からamazonのバッファロー公式ストアで販売すると発表した。価格は2万9800円(税込)。
バッファロー版nasneはどうなのだろう。西田宗千佳氏による関係者に取材した以下の記事が詳しい。
この記事によればハードウェアはバッファローによる完全な新設計であり、ファームウェアもバッファローが開発したらしい。旧モデルはファンレスだったが、新モデルではファンが装備されている。稼働時の騒音が気になるがどうなのだろう。また新規にハードウェアを開発するのであれば、筐体デザインも一新してほしかった。ハードディスクを簡単に交換できる構造だとよかったのだが……。
個人的にはOEMでなくバッファロー開発と聞いてなんとなく心配になったが、使い勝手はSEIのお墨付きをもらっているとのこと。いますぐに買い換えるつもりはないが、これで現在使っているnasneが故障しても簡単に買い換えることができるのはありがたい。
このバッファローの新規事業が成功して、ダブルチューナー搭載機や4Kチューナー搭載機といったバリエーションがリリースされるととさらにうれしい。