キングジムは12日、デジタルメモ「ポメラ」の新製品「DM250」を発表した。前モデル「DM200」からおよそ5年9日ぶりの新ポメラになる。
進歩のはやいガジェットの世界で5年以上も経てば、ディスコンになったと思われても仕方がない。それでも根強いファンがいるようで、限定色のホワイトはあっという間に完売になっている。
ハードウェアは長年の雌伏の期間を反映して正常進化を遂げている。当然のようにUSB Type-Cが搭載されている。
ちょっと面白いと思ったのは「英語配列」の機能。ハードウェアとして英語配列キーボードを搭載したモデルがあるのではなく、あくまでも一部のキーレイアウトを変更する「キー設定」だが、USキーボード使いのわたしとしては、どの程度我慢できるのか使ってみたい。
価格は6万280円(税込み)と結構な値段だが、プロの道具とすれば決して高いとは言えないだろう。
私のようにいろいろ資料を参照しながら文書作成することが多い人には向かないかもしれないが、アイディア帳として使ってみたい気もする。それにしてはちょっと高いなあ、というのが実感である。