Appleは10日のイベントで、自社設計のM1チップを搭載したMacBook Airを発表した。
M1チップ搭載のMacの実力は現時点では未知数だが、イベントでは高パフォーマンスを謳っていた。その一方で省電力であることもアピールしており、なんとMacBook Airではファンレス化を実現しており、バッテリー駆動時間も従来機より延びている。
しかし筐体デザインは従来モデルを踏襲していて、重量は1.29キログラムといまのノートパソコンと比べると平凡なスペックである。
既にディスコンになっているが、少し前にMacBook 12インチというモバイル用途に振ったもでるがあった。重量は0.92キログラムと1キログラムを切っていて魅力的に感じたが、CPU性能がイマイチなことと、キーボードが気に入らなかったので結局買わなかった。その後、いつのまにかディスコンになって残念に思ったものだ。
Apple Siliconが発表されたとき、ぜひ新しいチップで「MacBook 12インチ」を復活させてほしいと思っていたが、今回のイベントでは発表されなかった。
Appleによれば、Apple Siliconへの移行は2年間かけるとのこと。今回の新モデルの発表はその最初の一歩である。売れ筋であろうMacBook Airを投入するのは合理的な選択であろう。実際大いに売れるだろう。
その後、移行期間の第2、第3のステージを迎えることになるだろうが、いずれかのタイミングで徹底的に軽量化・小型化にこだわったM1チップ搭載の「MacBook 12インチ」を投入してほしい。期待しています。