Appleが16インチ MacBook Pro を発表しました。以前より16インチモデルの噂はありましたが、新製品発表会は行われずにひっそりとリリースされました。なお15インチモデルはリプレースされます。
このモデルは、Appleのハイエンドのノートブックなので超高性能なのですが、私の使い方には贅沢すぎます。もちろん買いません。というか買えません。
この新製品で私が気になっているのは、新しいキーボードMagic Keyboardです。ついに鳴り物入りで採用されたが信頼性に問題があった「バタフライキーボード」を諦めて、従来の「シザーキーボード」に変更されました。
この「バタフライキーボード」はMacBook史上の汚点と言っても過言ではありません。故障率が高く、ついに無料修理プログラムが用意されました。どんなに薄くて打ちやすいキーボードであっても信頼性に問題があるのは話になりません。サイアクです。
ようやくまともなキーボードに搭載されそうなので、MacBookの購入を検討している人には朗報です。このMagic Keyboardが13インチのMacBook Proなど他のモデルに、遅延なく展開されてほしいものです。
キーボードについて、もうひとつ大きな変更点があります。従来Touch Barの一部だった「エスケープキー(ESC)」が独立した物理キーになったことです。やはりTouch Bar不満に思うユーザーが多かったのしょう。ただしTouch Barはそのまま残っています。
私の周りには、エスケープキーだけでなく、Touch Barを廃止してファンクションキーも物理キーに戻してほしいという人がいます。どこがそんなに困るのかと訊いたところ、日本語入力にファンクションキーを使っているとのことでした。なるほどと思いましが、私自身はショートカットキーを使っているので、日本語入力時にファンクションキーに依存していません。ユーザの使い方はそれぞれのようです。
いずれにせよ、キーボードを選べないノートブックにはまともなキーボードが不可欠です。今回の新キーボードMagic Keyboardでこれまでの汚名返上してほしいものです。