昨年秋Amazon Music Unlimitedのキャンペーンに申し込んで使い始めました。先日、「もうすぐ契約が終了します」という案内が来たあとに利用期間が終了しました。利用開始時に自動継続は解除していましたが、きちんと案内があるのは良心的です。
以下、Amazon Music Unlimitedを使った感想を書いておきます。
あるものはある、ないものはない
Amazon Music Unlimitedは「7,000万曲が聴き放題」を謳い文句にしていますが、実際に使ってみると「あるものはある、ないものはない」と思いました。昔聞いていた懐かしいアルバムをたくさん見つけてうれしかったのですが、7,000万曲と言っても聞きたいすべての楽曲が揃っているわけではありません。当たり前のことですが……。
音楽の嗜好は人それぞれでしょうが、ざっくり言って、提供されているのは聞きたいと思った曲の7割ぐらいでしょうか。アーティストやレーベルがまるごとなかったり、あってもベストアルバム1枚だけということもあります。ちょっともの足りません。
使い勝手はSpotifyのほうがいいかも
アルバム単位、またはプレイリストを聞くときはポチッとするだけなのでいいですが、関連した楽曲を渡り歩きながら聞いていくときは、やや使い勝手が悪く思いました。
この点はSpotifyのほうが優れています。システムからのリコメンド機能やユーザー作成のプレイリストなどが充実しているため、思いがけない曲やアーティストとの出会いがあるのはSpotifyです。
月額780円の価値はあるか?
今回はキャンペーンだったので破格の料金でしたが、正規のサブスクではプライム会員の場合、月額780円です。これが適正価格なのかと考えてみましたが、ちょっと高いように感じました。「Amazon Music Unlimitedでなくても、追加料金不要のプライムでいいんじゃね」というのは結論です。
ひとつ言わせてもらえば、スマホでAmazon Music Unlimitedアプリで利用している間、どの曲がUnlimitedだけで聞けるのかがわかりにくいのは難点だと思いました。キャンペーン利用中にメリットが実感できないのです。もう一工夫あってもいいのかもしれません。