退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

ラジオ特番「オールナイトニッポンGOLD~『「宇宙戦艦ヤマト」という時代』スペシャル~」を聞いてみた

週末、ラジオ特番「オールナイトニッポンGOLD~『「宇宙戦艦ヤマト」という時代』スペシャル~」を聞いてみました。radikoです。公開が予定されていた劇場アニメ映画『「宇宙戦艦ヤマト」という時代』のプロモーションですが、残念ながら映画は上映延期となりました。上映延期になってもプロモーションの枠はそのままという笑えない事態です。

f:id:goldensnail:20210118124022j:plain

パーソナリティーは、元ニッポン放送アナウンサーでヤマト直撃世代の上柳昌彦と、「2202」で桐生美影役を演じる声優の中村繪里子。ひさしぶりの「ビタースィート・サンバ」でした。少し前まで聞いていた「中島みゆきオールナイトニッポン月イチ」を思い出しました。

構成/監修/脚本を務める福井晴敏と音楽を手掛ける宮川彬良がゲスト出演していました。

番組内で映画の冒頭部が音声だけ放送されました。映像がないのでさっぱりわかりませんが、ドキュメンタリータッチで「宇宙戦艦ヤマト」のこれまでの経緯を紹介するという内容のようです。ガミラスとの戦いの前に、人類で内戦があったことが語られます。まあ「後付け」なのでしょうが、映画を見てみたくなりました。

また宮川彬良さんがキーボード演奏を交えながらヤマトの音楽について語ってくれて興味深く聞きました。ラジオ番組ということもありますが、音楽がヤマトの魅力のなかで大きな役割を果たしていることを改めて感じました。番組的には個人的にはもっと父親のプレッシャーについて聞きたかったかも……。父親の才能に嫉妬しているとかなんとか。

映画上映は延期されましたが、宮川彬良作曲の「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト2202」は予定通りに発売されていて、放送でもその一部が放送されました。通して聞いてみたいものです。

「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト2202」

「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト2202」

  • アーティスト:宮川彬良
  • 発売日: 2021/01/15
  • メディア: CD

アニメのプロモーションをラジオでやるというのはアナクロかなと思いましたが、実際に聞いてみると意外に楽しめました。これはすでに映像イメージを把握しているからかもしれません。