退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

新型コロナウイルスの「感染事例が報告された場所の情報」マップがいいね

毎日、都道府県ごとの感染者数が発表されている。これはマクロでは意味があるのだろうが、私のような小市民にとっては大味すぎる。

実際に知りたいのは感染者がどこにいて、どう処置されているかである。まあ感染者をそれぞれ追跡するのは無理にしても、もう少し細かい位置情報がほしいと思っていた。

いろいろ調べてみたが、目的に合致するものがなかなか見つからない。と思っていたが、NewsDigestアプリで「感染事例が報告された場所の情報」マップを提供開始してというニュースを見つけた。

prtimes.jp

NewsDigestアプリというのは、株式会社JX通信社が提供するよくあるニュースアプリのひとつである。私はずっと前から使っているが、やたらと通知が速いので重宝している。通知を受けるように設定している、Apple Watchで新しいニュースを知ることも多い。

NewsDigest(ニュースダイジェスト)

NewsDigest(ニュースダイジェスト)

  • JX PRESS Corp.
  • ニュース
  • 無料

さて「感染事例が報告された場所の情報」マップであるが、以下のような表示である。

f:id:goldensnail:20200403223701j:plain
f:id:goldensnail:20200403223705j:plain
f:id:goldensnail:20200403223658j:plain

東京都は右半分に感染者が多く、多摩地区では少ないことがよくわかる。東京都で今日何人感染者が見つかりました、と言われてもピンとこないが、これならば生活者の行動パターンと合わせると、なかなか役に立ちそうな気がする。

欲を言えば、もっとマップが精緻で区市町村の境界なども表示しれほしい。それでも東京都が発表する情報よりはずいぶんとマシに思える。

されにこれを推し進めれば、感染者情報の究極の形は韓国で運用しているシステムであろう。全市民のスマホに専用アプリのインストールを義務化して、利用者の位置情報や感染情報などをビッグデータとして扱うというシロモノだ。

これをそのまま日本に導入するのは、人権問題などいろいろとクリアしなければならない課題がありそうが、有事にはそんなことは言ってられないだろう。差し迫った危機がもうそこまできている。