今週Samsungが新製品発表イベントで折りたたみスマホGalaxy Foldを正式発表しました。画面を二つ折りできる新世代のスマートフォンです。
閉じた状態では4.6インチとスリムでポケットに入り、開けば7.3インチのタブレット級の大画面となる「スマタブ」(スマートフォン+タブレットの意。流行るかな?)と呼びたくなるデバイスです。
デモでは大きな画面で地図を表示していましたが、こうしたニーズは確かにあると思います。どのようなデバイスかは下のプレゼンテーションを見たほうがわかりやすいでしょう。個人的にはヒンジ部の機構が気になります。
Watch Samsung unveil the Galaxy Fold
有機ELディスプレイが実用化される前から、今回のように折り曲げたり、巻物のようにくるくると丸めたりするデバイスが登場することは予想されていました。いよいよコンシューマー市場に製品が登場するとなると胸アツです。未来を感じます。
価格は1980ドル(約22万円)だそうです。すぐに普及するというものではないでしょうが、ブレイクスルーとはこのように起こるのでしょう。日本で販売されるかわかりませんが、はやく実機に触れてみたいもデバイスです。
一昔前であれば、このような革新的な製品を最初に市場に投入するのは日本のメーカーだったのに、いまではすっかり影が薄ってしまいました。残念なことです。